回復期②

それから退院まではなるべく家族で交代で病院にいる時間を長くしました。

ここは結構家族の負担も大きかった気がします。

 

持ち込みがOKになったので果物のシロップ漬けやスープなどを持ち込んでつきっきりで食べてもらって1割~2割くらいしか食べれない状態が続きました。

主治医から伝えられたのは歩いたり体を動かすこと、とにかく食べれないと・・・とのことでしたがどちらもできるような状態ではなさそうに家族からは見えました。

個室に出た次の日にはリハビリで50ⅿ歩いて下さいとの指示がでましたがサークル歩行器で歩いてすぐに辛そうにしだして、とても50mというレベルではなく、どうしたらいいのか全然見えない状態が続きました。

本人に話かけても瞼が開かない状態が続き、もしかしたらこのまま・・・と最悪の事も考える日々。

 

お風呂にも入れない日が続いたので義父は頭も洗いたいと言っていました。

シャワーについては手術からかなり経って家族の付き添いで可能になりましたが、これも家族が言わないと叶わなかった気がします。

急性期の場合命が最優先なので言いづらいですが、そのほかの細かい希望については本人や家族からこまめに要望を出すのがいいのかなぁと思っています。

 

この頃動いていたことは

①退院後のリハビリをしてくれる病院への受け入れ先を探す事。

②地域ケアプラザ(地域によって呼び名が違うかもしれないです)に行き退院後の生活に備えて介護申請の相談にいき、面談を受ける事。ケアマネジャーさんをどこで引き受けてもらうか探す事。

③家の改修が必要な部分を家族で話し合う事。

④生活をどこの部屋でするかを考えて置く事。

 

病院にも退院後の生活や転院先を調整していくれる地域連携室というお部屋があり、ソーシャルワーカーさんが相談に乗ってくれました。

 

治療費については義両親に任せていたのですが、そこの部分もサポートが必要な場合もこの時期から動いたほうがいいかなと思います。

また保険がある場合はその手続きについても調べる必要があると思います。

 

入院中より退院後の生活に不安が芽生え始めた時期でした。