回復期③
その後も食べれない、動けない状態は続きましたが、傷口の状態が安定した時期に退院できるとの話がでました。
転院調整していた回復期の病院の部屋が調整できたとのことで転院に向けて話が進みます。
転院前には胸水がたまり先生に抜いてもらう等相変わらず不安な日々は続きました。
それでも急性期の病院にずっといるだけではこのまま徐々に弱っていってしまう気がしました。
家族で話し合い回復期にリハビリをしてくれる病院への転院をすることになりました。
転院先の病院では今までの一日20分程度だったリハビリの時間が3倍~4倍で一日3回程度介入をしてもらえます。
回復期の病院なので、食事もその人の症状に合わせ病室で食べるのか食堂のような集団で食べるのかも選ぶことができるようになりました。
義父は食事が進まないため集団での食事にしてもらいました。
転院初日の夕食から8割程食べれたようです。
前院に比べて味も多少濃い食事が出たのもよかったのかもしれないです。
看護師さんもこまめに話しかけてくれ、リハビリの先生の介入も一日に複数回あり気分がだいぶ変わったのもあると思いますが家族にはうれしい変化でした。
病衣をレンタルから持ち込みにし服を着替えるのも退院後の生活へのリハビリとのことでした。
ただ回復期の病院に転院する際に不安もありました。
特に義母は急変した際に元の病院に戻れるのか、医療的な施設が充してないのではないか等不安な点が多くあったようでした。
回復期の病院でリハビリの先生から言われた事は今は心臓の状態をみながら徐々に運動等の負荷量を増やしていったほうがいいという事。
食べられない状態は心臓の状態が悪いからだけでなく、術後のうつ状態かもしれないとのこと。
前院ではとにかく動きなさい、食べなさいと言われ続け家族からみてもなんでこんなに食べれないのだろうと思っていたので、これを聞いて納得でした。